名手が引退
- 雑感
全米№1で世界的にもトップクラスと言われる「シカゴ交響楽団」
主席トロンボーン奏者の『ジェイ・フリードマン』が引退しました。御年86歳です。
1939年生まれで1962年にシカゴ響に入団。
主席になったのが1964年ですから、61年間もの間、スーパーオケの首席奏者を務めていたことになります。
失礼ですが、よく80歳を超えてまで主席を務めることができたものだとビックリします。
しかも肺活量が必要な金管楽器で…。
シカゴ響ではトランペット奏者のアドルフ・ハーセスも53年間も主席を務めていました。
私が聴いたコンサートでも2人が演奏していたのが思い出されます。
さて伝説的奏者の『ジェイ・フリードマン』。9月に63年間の在任期間を経て引退しました。
指揮活動も行っているので、お元気であればまだまだ活躍して欲しいものです。
シカゴ響は最近来日していませんが、是非また聴いてみたいので首を長くして待っています。